同期
大学生活の4年間を捧げた、
NP Oでのボランティア。
その同期から、就職祝いと、手術成功のプレゼントが届きました。
ボランティアの内容は、知的障害者のある方々への支援活動。
大学1年の時、発症してまだ間もなかった私は、とにかく自分のために生きることが苦しくてたまらなく辛くて、「誰かのためになりたい」とものすごく不純な動機で、団体に入りました。
大学生活を送る私の身体は日増しに悪くなって、どっちが支援されている側なのかわからないくらい、体調が落ち込んだこともありました。
みんなと同じようにできなくて1人屋根の下でひたすらスケジュール管理をしたこともありました。みんなが外で遊ぶ中、私は1人でトランシーバーを持って、連絡を待っていたこともありました。
「私には、みんなのように動き回れる足はない。だから、考えるよ。」
と、幾度となく、伝えてきました。
そんな私が2年間連続、総勢60名を超える学生の統括になりました。
はじめは自信なんてなくて、歴代の統括を見てきた私にとっては、ものすごく大きなプレッシャーでした。
正直よく怒られたなあ。
くよくよ泣いてしまったり、俯いてしまったり、最初はどう立ち回っていいのかわからず、歴代の先輩方の言葉の受け売りなんかをしていました。
そんな中で、私が異例の2年間連続統括を務めることが出来たのは圧倒的同期のおかげ。
いつでもどんな時でも、背中を押してくれて、私の絶対的味方でいてくれた。
私がやりたいと願うことを一緒に叶えてくれた。
どんな無茶ぶりにも答えてくれた。
そんな同期が居たから、私はどんなに病状が悪化して、現地に行けなくても、周りからどんな目で見られようとも、ここで頑張ることが出来ました。
人の上に立つって、こんな私にはおそらく力不足なところが沢山あって、歴代統括の方々のように、きっとみんなを引っ張る団体作りはできなかったと思います。
でも、みんなと一緒に考える団体作りは私の代が1番出来ていたと胸を張って言えます。
それは私の力ではなく、確実に周囲の方々のおかげだけど、私はこの場に立てたこと、ここで賞をとったこと、誰かの支えや力になれたこと。
私の人生において確実にプラスであったと思います。
私の人生において、誰よりも私の成長を喜んでくれた仲間だったと思います。
こんな私をたててくれて、
こんな私を囲んでくれて
こんな私を選んでくれて
本当に本当にありがとう。
私の大学生活はさいっこうの4年間でした。
最後に同期から届いた手紙を、